ペントレ・アイヴァンやストーンヘンジに使われたブルーストーンの産地として知られるプレセリ山地の近く、Newportの町中にある。2メートルほどの横石を4本の縦石で支えている。カレグ・コエタン・アルシェルとは「アーサー王のクォイトの岩」という意味だ。コーンウォールの場合と同様、クォイトとは輪投げ遊びを指す。ウェールズはアーサー王伝説が多く残るが、巨石遺跡の多くにも「アーサーの岩」「アーサーのベッド」「アーサーの槍」「アーサーのテーブル」など、アーサー王の名がつくものが多い。ウェールズの古い伝承では、アーサー王は巨人のような大きさで記述されていることがしばしばだ。