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Meigle4の石碑。中央部は失われている。全体に彫刻の技術的水準は高く、レリーフもエッジに丸みがあり、美しい。十字架上部の左右には動物組み紐文様がある。首の長い鳥のような生きものの首に別の動物が噛みつく形全体が装飾になっている。十字の右腕の下にはピクト人が馬の足を持っている様子が見えるが、ほとんど欠けてしまっている。十字の左下には鹿のような生きものが描かれているが、角の尾が絡み合って組み紐文様になっている。裏面には二人のピクト人の騎馬像、模様化しているヘビ、シンボルは「ゾウ」と三日月にV字棒となっている。下部にはさらに多くの動物が描かれていたと思われる。