HORMIGUERO
ホルミゲーロ

ホルミゲーロはリオ・ベック地方の古典期後期の都だ。ホルミゲーロとは「蟻塚」を意味するというが、遺跡の近くにある池のほとりに大きな蟻塚があるためにつけられた名だと考えられている。エリア内には84の建造物が確認されているが、2007年に訪れた際、修復され、見学できるのはそのごく一部だった。都市は北、中央、南の三つの大きなグループに分けられるが、修復され、見応えのある建築物は、南のグループの最も北に位置する建造物2と、中央のグループにある建造物5だ。建造物2は、Hochobなどと同じく、怪物の顔を模した入り口を持っており、さらに、左右に二つの疑似階段を持つ塔がついた、チェネス様式とのリオ・ベック様式が混合した建物だ。建造物5は、神殿の上部がやはり怪物の顔を模した装飾を伴っていて、細かなレリーフが非常に良好な状態で保存されている。

Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2


Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2

 

Structure II
建造物2

 

Structure V
建造物5

 

Structure V
建造物5

 

Structure V
建造物5