Aboriginal Rock Art

オーストラリア、特に北部にはアボリジニ(先住民)が残した岩絵が数多く残っている。
黄土、炭、血などで岩壁やシェルターの天井に描かれた絵は、古いものは約4万年前まで遡る可能性があるとみられ、新しいものは20世紀後半に描かれている。
世界がつくられた時代=Dream Timeの物語に登場する精霊たち、狩猟の対象である様々な動物、手形、呪詛のための絵、白人との接触を示した絵など、
数万年という時間の中で、古いものの上に新しいものが何層にも重ねて描かれている場所もある。
ノーザンテリトリーの北部の広大なカカドゥ国立公園、南側に隣接するニトミルク国立公園内と、その東に広がるアボリジニの自治区アーネムランド西部の岩絵、クイーンズランド州北部のローラ周辺のQuinkanロックアート、
そして、Bradshawタイプと呼ばれる非常に古いタイプの絵の残るウエスタン・オーストラリア州北部のキンバリー地方の岩絵
を紹介する。

 

Kakadu and Arnhemland

Nitmilk

Ubirr Rock Art


Nourlangie

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Injalak

Injalak

Kakadu and Arnhemland

Ubirr Rock Art


Nanguluwur

Nourlangie

Injalak

Ubirr Rock Art

 
 

Nanguluwur

Nourlangie

Injalak


Kakadu and Arnhemland

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Nanguluwur

Nourlangie

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