デヴィルズ・アローズの名は、言葉どおり、これらは悪魔が放った矢だという伝説に由来している。この地がまだブリトン人の王国の一部であった頃、イングランド西部のグラストンベリーから訪れたキリスト教の伝道者とドゥルイドたちが論戦を行なった。ブリトン人の王は伝道者が論戦に勝てば改宗してもよいと約束したが、一人のドゥルイドが非常に雄弁で伝道師は劣勢に立たされる。このドゥルイドは実は悪魔だったのだが、正体を見抜かれて、追い払われてしまった。ブリトン人の国はキリスト教を受け入れたが、怒りの治まらない悪魔が町を滅ぼそうと投げつけた矢が途中で落ちてしまったのがデヴィルズ・アローズだという。