Dryhead Agate

フェアバーン・アゲートはサウス・ダコタ州の「州の石」だが、産地が州の南西部のBadlands、Black Hills周辺と州境近辺なので、ネブラスカ州北西部、ワイオミング州南西部でも採れる。フェアバーンの名は初めてこのメノウが見つかったサウス・ダコタ州の小さな町の名にちなんでいる。堆積岩タイプのメノウで、Black Hillsの造山運動に伴い、母岩の石灰岩から外れ、散らばったともみられている。メノウの周りに母岩が付いた状態で自然に表面が削られ、模様が露出しているものが多く、磨かずともそのままで美しいため、コレクターは研磨など手を加えていない自然なままの状態を好む。「世界で最も美しいメノウ」とも言われるが、それは色彩の豊かさと細かな褶曲が美しいその縞模様による。特に、ピンクと黒の縞模様は他のメノウにはあまり見られないものだ。メノウはほとんと不透明で、大きさは小石サイズからソフトボールくらいが一般的。数も少なく、コレクターが手放さないので、殆ど市場には出回らない。特に表面を模様が覆っている良質なものは極めて入手困難で小石サイズのものに万単位の値段が付くこともある。

 

These agates are from my personal collection. Not for sale.

Fairburn Agate
South Dakota
45mm x 35mm x 20mm
Fairburn Agate
South Dakota
48mm x 35mm x 15mm
Fairburn Agate
South Dakota
45mm x 40mm x 25mm

Fairburn Agate
South Dakota
65mm x 50mm x 25mm
Fairburn Agate
South Dakota
60mm x 55mm x 45mm