ニューメキシコ南部、メキシコ国境にほど近いDeming近郊で産出するこのサンダーエッグは非常に美しい縞模様と色彩で大変人気がある。鉱物学の知識豊富なGeode Kidのあだ名のRobert Colburnによって採掘されていることでも知られている(彼はサンダー・エッグの形成に関して独自の見解があり、私設の博物館には100以上もの異なる産地のエッグが展示されている。CD-ROMブックなども出している)。この地域のエッグは表面は非常にごつごつしていて仏頭状に固まっている。メノウは黒・グレー・白と赤・オレンジ・黄土色のコンビネーションのフォーティフィケーションが多いが、水晶やアメジストの晶洞になっているものも多い。水晶が柱状にのびている=スタラクタイトの晶洞になっているものもあり、これは特に珍重されている。縞は非常に細かく、メノウの層である縞と無関係に色が変わるChromatographという現象も多く見られる。 大きさは小石大からメロン大くらいまで。アメリカだけでなく、ヨーロッパでも大変人気が高いが、市場に出す量がコントロールされているのか良質のものは希少で値段もメキシコのLagunaやアルゼンチンのCondorに並ぶほどだ。現在掘られているサンダーエッグでは最も高価なものになっている。
These agates are from my personal collection.
Not for sale. |