ドイツnはメノウの産地が非常に多い。そのため愛好家も多く、コレクター間の取引も盛んに行われている。大きく分けると東ドイツのSachsen(Saxony)と西ドイツのフランクフルトの西方のフランス、ルクセンブルク、ベルギーと国境を接する地域、南ドイツのシュヴァルツヴァルト(黒い森)周辺の3つのエリアに分かれる。ここでは東のエリアと南のエリアを紹介する。東ドイツのSachsen地方のメノウの代表格はドレスデン近郊のSt. Egidienのサンダーエッグだ。真っ赤なメノウのエッグで深みのある赤が美しい。同地域で一カ所、他と違った非常に大きななサンダーエッグが採れる場所があり、そこで採れるものは色も青、紫、ピンクとバリエーションがあり大変見事だ。他にもSachsen地方にはメノウの採れる場所はたくさんあるが、それぞれ産地によって特徴がある。サンダーエッグタイプと脈状に出来たメノウが多い。Ottendorf-OkrillaのLausitsのメノウは小ぶりながら色も模様もさまざまで楽しい。南ドイツのシュヴァルヅヴァルトのLierbachthalのメノウは堆積岩タイプである。大きな石灰岩の塊にメノウが小さく入っているものが多い。同エリアのBaden Badenでもメノウが多く採れる。
These agates are from my personal collection.
Not for sale. |