ボツワナ・アゲートはその細かい、デリケートな縞模様で知られ人気が高い。ボツワナの東端、ジンバブエと南アフリカと国境を接する付近、Limpopo川流域で採れる。小石大から大きくても野球ボール大くらいが標準で、殆どが縞模様だ。フォーティフィケーションもオニキスタイプもある。色は白・グレー・濃紺などが標準であまり色味はないが中央分がピンク味を帯びているものもあり、これが鮮やかなものはワインレッド色になっている。縞の細かさからシャドー・エフェクトが見られるものも多い。濃いグレーの縞メノウの他にPink Botsuwanaと呼ばれる、白地に淡いピンクの磁器タイプのメノウとカーネリアンも採れる。同心円状の縞模様が入ったeye agateも採れ、大きなものでは直径1センチ以上の「目」がついているものもある。タンブルやビーズなど、様々に流通しているが、ボツワナ政府が未加工の原石の輸出を禁止するようになったので、良質な標本は古いストックのみとなっている。
These agates are from my personal collection.
Not for sale. |