アフリカ諸国では様々な地域でメノウが採れるが、実際に流通しているものは決して多くはない。Malawiは色彩豊かな縞メノウが採れるがヨーロッパに少し入っているだけで良いものはなかなか入手困難だ。NamibiaのBlue Lace Agateは産出量も非常に多く、タンブルなども日本で多く売られている。また、ボツワナ・アゲートを産んだ火山活動はかなり広範囲に及んだため、隣接するモザンビーク、ジンバブエ、スワジランド、南アフリカ、レソトなどでも似たタイプのグレーから黒の縞メノウが採れる。特に2004年現在、モザンビークの北方のTete地方から新しいメノウが市場に入ってきており、話題になっている。ボツワナと同じ系統の色味であるが、縞模様はボツワナほど繊細ではないし、かなり大きな団塊になる点も異なっている。南アフリカ共和国には産地が複数ある。総じて色味に乏しいものが多いが、Bloemhof産のものには濃い赤みのあるものがある。エチオピアはオパールの詰まった小さなサンダーエッグで有名だが、瑪瑙も採れるらしい。ここに紹介する大きな縞瑪瑙はプラハ在住の男性が1965年に採取したものとして譲り受けたものだが、いかんせん、全く情報がない。
These agates are from my personal collection.
Not for sale. |
Agate Zululand , South Africa |
||
|