トゥルム
トゥルムはユカタン半島東岸、キンタナローの北東のカリブ海沿いの海岸に展開する、マヤ文明最晩期の都市のひとつだ。城壁に囲まれた建造物群の多くは15世紀頃建てられたものとみられている。小規模な、ユカタン北部にかつて栄えたチチェン・イッツアや、西のカンペチェ州の古典期の都と比べると、見劣りするような遺跡ではあるが、美しいカリブ海を望む岩壁沿いに立ち、青い海と白い壁のコントラストも美しいため、カンクンなどの観光地から多くの観光客が訪れる。見所は「フレスコの神殿」と呼ばれる、壁画のある神殿だ。
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