エク・バラン
エク・バランはユカタン半島の北東部、Valladolidの北30キロに位置している。紀元前後、先古典期の末期ころから居住が確認されているが、多くの建造物が造られ、繁栄したのは古典期後期の700-1000年ころで、後古典期には衰退していくが、スペイン人が到来するまで完全に放棄されることはなかったらしい。45ほどの建造物が残っているが、中心部は二重の壁に囲まれた1平方キロほどの比較的狭いエリアとなっている。Ek Balamとは「黒いジャガー」という意味で、同名の統治者が都市建設の初期にいたとも考えられている。800年かその少し後に、Ukil-Kan-Lek-Tokという統治者が支配した時代があり、主な建造物は彼の治世に造られたとみられている。97年頃から大規模な発掘と修復が行われてきたが、最も北に位置するアクロポリスと呼ばれる大きな建物の壁の内側から怪物の口を模した、見事なチェネス様式のファサードが現れた。色はついていないが、ほぼ完璧に保存されており、有翼人の彫刻など、他のマヤ遺跡では見られないモチーフもある、大変に見応えのあるものだ。アクロポリスの中からUkil-Kan-Lek-Tokの墓が発見されている。 |
View
from Oval Palace
|
|||
Plaza
Sur Group
|
The Ball Court
|
Acropolis 球技場
|
The Facade of the Acropolis
|
The Facade of the Acropolis
|
The Facade of the Acropolis
|
The Facade of the Acropolis
|
The Facade of the Acropolis
|
|
|||
|
|||
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|